M-241のGPSログからExifにGPS情報を追加
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GPSタグセッターの概要 Windows2000,Xp,Vista,7,10 
「GPSタグセッター」は、GPSロガー「M−241」等のログファイルであるtrlファイル形式のGPSログを元にして、デジタルカメラで撮った画像の撮影日時情報を照合して、その画像にGPS情報を追加します。結合元の画像ファイルをフォルダ単位で任意に指定できます。
○Ver1.02での変更点
リトルエンディアンのExifとビッグエンディアンのExifが混在して処理する場合にエラーとなるバグの修正、Exif情報更新に伴う主画像サイズの変更によりMPF情報を更新するようにした。※ Windows95、Windows98、WindowsMe、WindowsNTでは使用できません。
インストール方法
ダウンロードしたファイルは自己解凍ファイルなので、ファイルをダブルクリック すればインストーラが起動します。なお、インストールは管理者権限のあるユーザー でWindowsにログオンして下さい。インストーラの表示に従ってインストールして下さ い(会社名、シリアル番号の入力欄にも入力(00等)が必要)。インストーラが終了し たら、最後に「処理を終了しました」のOKボタンをクリックします。
インストール後最初に「GPSタグセッター」を起動するときのみ、必ず「管理者として実 行」で起動して下さい。
アン・インストールはコントロールパネルの「プログラムと機能」(Windows7)や「アプリと機能」(Windows10)を開いて行って下さい。
外観
こんな感じです。
機能の概要
選択した結合元画像ファイル(フォルダごとに選択)に、Exifの撮影日時とtrlファイルのGPSログを比較して、日時の一致するGPS情報をExifのGPS情報として結合した画像ファイルを作成します。
対応しているGPSログファイルは、「M−241」の1レコード16バイト又は20バイトのtrl形式のファイルです。同じファイル形式であればGPSロガーの機種は問いません。
GPS情報の結合は、GPSログの最初の時刻から最後の時刻までの間に撮影されたもので、撮影時刻の前後5分以内にGPSログが記録されている場合になされます。撮影時刻がログとログの中間である場合、その間を等速で移動しているとみなして比例計算して緯度・経度・高度を結合します。速度についても同様な比例計算値になります。なお、撮影日時のサブセックは無視されます。
GPS情報を結合したファイルは、保存先として指定したフォルダに、元と同じファイル名で保存されます。元のファイルと保存先が同じフォルダのときは、元の画像ファイルはGPS情報を追加したものに置き換わります。
なお、一部のExifメーカーノート情報には対応していません。
追加されるGPSタグ
「GPSタグセッター」で追加されるGPSタグは次のとおりです。
項目名 | タグ(Hex) | 備考 |
GPSタグバージョン | 0 | バージョン 2.2 |
北緯・南緯 | 1 | |
緯度 | 2 | |
東経・西経 | 3 | |
経度 | 4 | |
高度の基準 | 5 | |
高度 | 6 | |
GPS時間(UTC) | 7 | 撮影時の時刻 |
速度の単位 | C | キロメートル/毎時 |
速度 | D | |
GPS日付(UTC) | 1D | 撮影時の日付 |
(注)GPSバージョンはGPS情報自体を追加する場合のみ、GPS日時はそれ以外の項目が追加・更新される場合のみ、それぞれ追加される。 また、速度と速度の単位はtrlファイルが16バイト形式のときは追加されない。
ライセンス登録について
このソフトはシェアーウェアーです。ライセンス登録前は結合処理ファイルの累計が200件までに制限されており、200件に達するとそれ以上は「GPSタグセッター」を使用できません。引き続き使用する場合は、ライセンス登録(税抜き手数料別935円)をお願いしています。